ThoughtSpotが企業にモダン・データ・エクスペリエンスをもたらすべくAIを利用したアナリティクスプラットフォームを拡張

生成AIを使用したデータ体験、コンテクストに即した協働、新しいデータソースとプラットフォームへの接続と活用などの新機能がすべて、ThoughtSpotの直感的なユーザーエクスペリエンスや他社製アプリケーションで利用可能に

[米国リリース抄訳] ※当資料は、202359日に弊社米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。

カリフォルニア州マウンテンビュー - 202359 - AIを利用したアナリティクス企業のThoughtSpotは、本日、年次顧客カンファレンスのBeyond 2023で、複数の新たな製品機能を発表しました。このような機能は、世界各国の企業の収益を伸ばし、影響力を高めるモダン・データ・エクスペリエンスの実現を支援します。最新機能には、データの新たな検索方法、データソースとプラットフォームへの新たな接続、アナリティクスの新たな協働方法、BIツールにログインせずにこのような能力をすべて利用する方法などが含まれます。

以下はその一例です。

  • 基礎言語モデルとThoughtSpotの特許取得済み検索技術とを組み合わせた新しい検索体験、ThoughtSpot Sageのプライベートプレビュー
  • 一般的な職場生産性ツールやオフィススイートとの連携
  • Liveboard協働機能
  • Google Cloud PlatformへのThoughtSpot SaaSの実装
  • 新たなデータベースコネクタ
  • Data Workspaceの最新機能、Data Modeling Studio
  • Liveboard機能を新たに組み込んだインタラクティブなデータ体験

ThoughtSpotは、 KPIの変化を変化要因の説明や変化分析とともに知らせるプッシュ通知をモバイル端末に送り、ユーザーが時と場所にかかわらずデータドリブンな意思決定を行えるようにするMonitor for Mobileも発表しました。

モダン・データ・エクスペリエンスの登場

私たちは、コンピューターの歴史の決定的な瞬間にいます。生成AIと基礎言語モデルは、マシンと人間のやり取りを再定義し、その過程の中でデータの世界の新たな時代を開きました。歴史上初めて、人間は友人や同僚とチャットするような気軽さでデータとやり取りし、質問し、インサイトを収集できるようになりました。このようなインサイトは従来のBIツールを超え、ユーザーが意思決定を行う時に、行う場所で入手できるようにもなりました。しかし、組織は、やり取りのしやすさによって、アナリティクスの文脈に必要な特異性や正確性が損なわれないようにするという新たな課題に直面しています。

ThoughtSpotは創業以来、検索、AI、セルフサービスアナリティクスの力でファクトドリブンな世界を創るというミッションに向けて常に努力してきました。現在はGPTなどの新たなテクノロジーが登場し、提携の増加、新製品、新たな連携と相まって、データ体験全体が再考されています。

新たな方法でデータを体験

ThoughtSpotは、本日、AIを利用した検索体験のThoughtSpot Sageを発表しました。ThoughtSpot Sageでは、技術スキルにかかわらず、あらゆるユーザーが基礎言語モデルを活用し、自然言語検索でデータからインサイトを獲得できます。基礎モデルと組み合わせた特許取得済み動的検索アーキテクチャは、企業が期待する正確性、ガバナンス、信頼性を備え、自然言語の柔軟性を実現しています。現在プライベートプレビュー段階のこの製品の特徴は、以下の通りです。

  • AIを利用した検索:データを自然言語で検索
  • AIが生成するインサイト:検索後数秒以内に、検索結果だけでなく、AIが生成したインサイトを入手
  • AIが検索候補を提案:過去に利用したデータやインサイトに基づき、ドリルダウンする場所や質問する内容をAIが提案
  • ヒューマン・イン・ザ・ループ(HITLHuman-in-the-Loop)フィードバック機能:ユーザーがキーワードトークンを修正することにより、今後のすべてのクエリを学習・修正するように機械学習システムをトレーニング
  • シノニムのAI支援データモデリング:AIと大規模言語モデルが、すべてのデータカラムにシノニムを自動的に生成してデータをすばやく簡単にモデル化し、データ専門職の時間を節約

「Goldcastは、ビジネスユーザーがデータドリブンな意思決定を日常的に行えるようにすることを目指してきました。ThoughtSpot Sageにより、Goldcastの全社員が自然言語で質問してインサイトを得られるようになっただけでなく、信頼性とガバナンスが高い体験も実現できました。真の意味でのセルフサービスアナリティクスが社内で現実になりました。」と、Goldcast社の共同創業者、Kishore Kothandaraman氏は述べています。

データの新たな協働方法

ThoughtSpot Sageと新たな検索体験を補完するために、ThoughtSpot Liveboardに改良が加えられ、協働、効率、データフルエンシーが向上しました。以下でその例をご紹介します。

ノートタイルとカスタムサイジングにより、ストーリーテリングとインタラクティブ性が向上し、ブランディングの追加、わかりにくい用語の説明、データへのコンテクスト提供が可能に。ノートを活用すると、アナリストはデータナラティブを発展させ、データをすばやく理解して分析できるようにビジネスユーザーを支援できます。

  • クロスフィルターを使用すると、1つのタイルのフィルターをLiveboard全体に適用できるので、分析の整合性が保たれ、双方向性とアドホック検索がすべてのユーザーで改善されます。
  • パラメーターを使用してWhat-if分析を行えます。
  • 新しいアプリ内コメントシステムにより、ユーザーはThoughtSpotから離れることなく、フィードバックの提供、協働、アイディアの共有が可能になり、実行可能な提案にたどり着けます。
  • 検証済みLiveboardLiveboardのデータ品質認定で透明性と信頼性が強化されました。

新たな種類のデータの使用

モダン・データ・エクスペリエンスは、データの種類や存在する場所にかかわらず、実現可能であるべきです。ThoughtSpotは、本日、新たなプラットフォーム機能とコネクターを発表しました。ユーザーは新たな場所から新たな種類のデータを利用できるので、スタックの構築方法やエクスペリエンスレイヤーとしてのThoughtSpotの活用方法が著しく柔軟になります。以下は、エコシステム全体でのリレーションシップとコネクターの深化の一例です。

  • Google Cloud PlatformへのThoughtSpot実装により、ThoughtSpotGCPに実装された初の独立系アナリティクス企業となりました。お客様は、AIを利用したアナリティクスプラットフォームを構築する場所を選択できます。ThoughtSpotのネイティブGCPアーキテクチャが利用可能な他、Google MarketplaceGoogleクレジットを使用してThoughtSpotを購入し、Google Cloudにあるデータを最大限に活用できます。
  • Amazon RDS for PostgreSQLAmazon Aurora for PostgreSQLSQL Server用の新しいライブクエリデータベースコネクターに加え、ユニバーサルJDBCコネクターを使用してわずか数クリックでデータに接続できます。

「世界をリードする学習とエンゲージメントソリューションをあらゆる年代の学習者に提供する上で、データは常に弊社の事業の本質的な部分を占めてきました。ThoughtSpotGoogle Cloudの併用により、弊社のエンタープライズユーザーや教育ユーザーにまったく別のアナリティクス体験を提供し、データと直接かかわっていただけるようになりました。」と、Kahootの最高技術責任者であるJostein Håvaldsrud氏は述べています。

思うままにデータをモデル化

企業がそのデータを民主化する中、正確で信頼性が高いアナリティクスを提供するために、データをモデル化する方法がこれまでになく重要となっています。データアナリストやアナリティクスエンジニア、データアーキテクトは、所属企業がモダンデータスタックを有効利用して投資を最大限に活用するのを支援できる最新ツールを必要としています。

Data Workspaceに最近追加されたThoughtSpotData Modeling Studioは、データチームが慣れ親しんでいるツールや言語を使用して、信頼性の高いデータ体験を簡単にカスタマイズできる新しいビジュアルモデルビルダーです。ユーザーは、再利用可能なTMLモデルをアップロードすることで作業の影響をThoughtSpot環境全体に拡大し、SpotAppsスターターテンプレートを利用して新たな検索環境を数分で設定することも、自身のデータモデルを白紙から作成することもできます。

その他の特徴には以下が含まれます。

  • モデルビルダー体験:直感的なドラッグ・アンド・ドロップ・インターフェースとガイド付きUIで、使い慣れたアプリケーションを使用してアナリティクス用のデータを簡単にモデル化できます。ユーザーは既存の接続をデータベースから受け継ぐか、あるいはガイド付きUIで新たな接続を設定し、モデルの関連するカラムをドラッグ・アンド・ドロップして検索のガードレールを構築できます。また、カスタム数式の追加、属性の変更、カラムプロパティの設定により、データリテラシーの全社的な拡大が可能です。
  • 新たなデータカタログとの連携:AlationAtlanCollibraとの双方向連携や、MetaphorおよびData.WorldThoughtspotとの連携は、豊かで確立されたコンテクストメタデータを既存のデータカタログからThoughtSpotへ同期することで、信頼性が高く統制されたデータを体験する新たな方法を提供します。このメタデータは、新たなナレッジカードでThoughtSpot Answersの横に表示されるので、ディスクリプション、認定状況、関連インサイトなど、データの信頼性を築くのに必要なコンテクストを得られます。
  • dbt用のモデル同期:dbtユーザーは、dbtで作成したモデルに直接接続してワークフローを加速できます。同期により、dbtのアップデートがThoughtSpotの関連オブジェクトに自動的に転送されるので、dbtを信頼できる唯一のモデリングツールとして使用できます。
  • ThoughtSpotLookerの連携:Lookerの(LookMLを利用した)Semantic ModelLooker Modelerを使用して、データの評価指標をモデル化、変換、定義できるため、チームを信頼して大幅な権限を与えられます。誰もがThoughtSpotを使用して自然言語検索でこのようなデータを検索し、どこまでもドリルダウンできる他、ビジネスモニタリングや異常値検出を組み込んでインタラクティブなLiveboardを作成すると、静的ダッシュボードを大きく超える機能が利用可能になります。この連携は、今夏にご利用いただける予定です。

仕事をする場所にThoughtSpot

どんなスタックでも、ビジネスは意思決定プロセスと同じ速さでしか進めません。実行可能なインサイトを既存のワークフローにシームレスに組み込むと、データドリブンな事業戦略の拡大に大きな変革がもたらされます。ThoughtSpotは、本日、AIを利用したアナリティクスをどこでも活用できるように、生産性スイートの新たなアプリケーションを発表しました。

  • Slackとの連携:ThoughtSpot LiveboardのリンクをSlackで共有し、効果的なビジュアライゼーションを自動的に生成できます。SlackのユーザーはThoughtSpotのビジュアライゼーションにジャンプし、さらに詳しく検索できます。SlackLiveboardプレビューでは、会話をSlackで続けるか、アプリのコメントシステムを使用してLiveboardで直接行うかを選択できます。この連携は現在プライベートプレビュー段階ですが、2023年後半にご利用いただける予定です。
  • インタラクティブなSlack AIアシスタント:Slackで行う自然言語での質問に対し、「Spot」という新たなAIアシスタントがSlackのスレッドで即座に回答と説明を提供します。SpotExcelCSVなどのファイル形式に対応し、SnowflakeGoogle BigQueryなどのクラウドデータプラットフォームにも接続可能です。現在プライベートプレビュー段階の「Spot」は、2023年後半にご利用いただける予定です。
  • ThoughtSpot for Excel:ThoughtSpotのライト版で、ThoughtSpotにログインする必要がなく、目の前にあるノートブックパソコンの性能を利用してブラウザ全体で機能します。
  • Google Workspaceへの新たな実装:本日、3つの新たなアプリケーションがGoogle SheetsGoogle Slideに実装されました。ThoughtSpot Analytics SheetsThoughtSpot Connected Sheetsは本日よりご利用いただけます。Google Connected Slidesへの実装はプレビュー段階です。

インタラクティブなデータ体験をカスタマイズ

ThoughtSpot Everywhereでは、プロダクトビルダーがモダン・データ・エクスペリエンス全体をアプリケーションや製品に組み込めるので、新たなイノベーションの促進、Time to Marketの加速、エンドユーザーの満足度向上が可能です。新たな収益源の開拓、既存製品の定着化、特定の社内ユースケースを解決するアプリケーションの構築など、目的が何であれ、ThoughtSpot Everywhereの新しい機能を使用すると、最適なモダン・データ・エクスペリエンスをこれまでになく簡単にお客様に提供できます。以下はその一例です。

  • Liveboard体験の一新により、Liveboard Tab、カスタムサイズタイル、Filter and Answer Explore機能の利用など、コンテンツの双方向性と制御性が強化されました。
  • 新しいスタイリングフレームワークは、高度なCSS機能により、アプリでデザイン言語の効果を引き出します。
  • Gitなどのオープンソースバージョンコントロールシステムへの対応で、開発者は変化の追跡、バージョン管理、デプロイをまたいだThoughtSpotコンテンツの移行をすばやく簡単に行えます。

「ThoughtSpotは、ThoughtSpot Everywhereのリリースで機能の実装を大幅に強化し、Visual Embed SDKJavaScriptライブラリ、REST APIエンドポイントにローコード開発と自動デプロイオプションを追加しました。」と、Constellation Research社のバイスプレジデントであり、主席アナリストでもあるDoug Henschen氏は語っています。「このような高度な機能をAction Frameworkと組み合わせて業務を処理したり、コードを使用しないThoughtSpot Syncオプションと組み合わせてデータを外部アプリに送信できるようにしたことが評価され、ThoughtSpotは弊社の2023年度Embedded Analytics ShortList™に選出されました。」

トップの言葉

「私たちは、自分たちの能力をマシンに合わせて下げなくてもよくなったという段階にきています。歴史上初めて、マシンは人間が選んだユーザーインターフェース、すなわち自然言語を通して、人間に耳を傾け、人間の条件で手を組むようになりました。現在の企業は、データやロジックを土台とする理由に基づいた運営をしたがりますが、人間とマシンの間に言語の壁があったため、すべての人がデータインサイトやアナリティクスを入手するのは不可能でした。私たちがBIの世界で真実だと思っていたすべてが、基礎モデルによって変わりました。本日より、私たちは継続的なイノベーションと提携を活かし、信頼できる倫理的なAIを利用して新たなモダン・データ・エクスペリエンス実現できるように企業を支援いたします。」と、ThoughtSpotCEOであるSudheesh Nairは述べています。

「人類史上初めて、微妙な意味合いか自然か、パワーかパフォーマンスか、直感的か影響力かのどちらかを選んでデータ体験を定義する必要がなくなりました。モダン・データ・エクスペリエンスは、このような要素をすべて、誰でも利用できるようにします。消費者向けUXや自然言語は、弊社の製品戦略の中核を常に占めてきましたが、弊社の特許取得済みの検索体験とバックエンドアーキテクチャを組み合わせたAIの今日の発展は、AIの能力をアナリティクスに利用するという新たなステージを象徴しています。」と、ThoughtSpotの最高開発責任者であるSumeet Aroraは語っています。「今回の新たな改良は、11つがAIを利用したアナリティクスの未来を取り入れており、あらゆる規模の組織が新しい方法で体験、協働、モデル化、アクセスしたデータをユーザーに合わせてパーソナライズし、生産性を高められます。」

「ThoughtSpot Sageは、弊社のエンジニアが基礎言語モデルの能力をリレーショナル検索エンジンと合わせて自然言語検索体験を実現し、確実に正確で信頼できるインサイトを自動生成します。データをこれほどまでにすばやく、簡単に検出できたことはこれまでにありません。”Google for numbers”という弊社のビジョンが真の意味で現実となっています。」と、ThoughtSpotの共同創業者であり、最高技術責任者でもあるAmit Prakashは述べています。

 

ThoughtSpotについて

ThoughtSpotAIを活用したアナリティクス企業で、最も使いやすい分析プラットフォームによるファクトドリブンな世界の実現をミッションとして掲げています。ThoughtSpotを使用すると、大規模言語モデルを搭載した自然言語検索を利用して、誰もが自信を持ってデータに関する質問を行い、回答を入手できます。ThoughtSpotでは、主要なクラウドプラットフォームの種類にかかわらず、全社員がライブデータに制限なくアクセスし、きめ細かく実践的でパーソナライズされたインサイトの簡単な創出・やり取りが可能です。顧客は、ThoughtSpotのウェブアプリケーションやモバイルアプリケーションを利用して、場所や時間にかかわらず、意思決定を全社的に強化できます。開発者が使いやすいThoughtSpotのローコードプラットフォーム、ThoughtSpot Everywhereでは、AIを活用したアナリティクスを製品やサービスに埋め込み、データの収益化やユーザーの定着を図れます。T-MobileBTSnowflakeExxonDaimlerMedtronicHuluRoyal Bank of CanadaNasdaqOpenTableHuelNationwide Building Societyなどの組織が、従業員や顧客によるデータの活用に変革をもたらすために、ThoughtSpotを利用しています。ThoughtSpot是非お試しください

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