間違いなく、分析をビジネスユーザーの間に根付かせるための次の戦場は、生産性スイート（生産性向上ソフトウェア）になるでしょう。そのことが何を意味するのか、2つの例を確認することで明らかにしてみましょう。
今度のプレゼンテーションに使うデータを、やっとイメージどおりに視覚化できた。そこで、そのスクリーンショットを撮り、スライドにコピー&ペーストする。
ダッシュボードのデータをGoogleスプレッドシートに取り込んで、アドホック分析を実行したり、ダッシュボードにアクセスできないさまざまな利害関係者とコラボレーションできるようにする。
従来型のBIでは、ユーザーは常に、答えを得るために一方通行に進むしかありませんでした。今やっていることを中断し、BIツールにログインして、探している答えが見つかるようにとデータの神様に祈るわけです。これまでにビジネスストーリーをデータで説明する必要があった人なら誰でも、BIソリューションは多くの必須ユーティリティの1つに過ぎない事実を知っていることでしょう。
しかし現在では、ライブデータと生成AIが登場しています。これらがもつ力は、いつ、どこで、どのようにデータを扱うかという、私たちの働き方を根本的に変えるほどのものです。ですから、ThoughtSpotはユーザーが思いのままに働けるようになるビジネスソリューションとして知られるGoogle Workspaceとの連携に胸を躍らせています。
Google BigQueryを活用したThoughtSpot for the Connected Google Workspaceのご紹介
Today, we're excited to officially release three integrated plugins for Google Workspace:
ThoughtSpot Connected Sheets
ThoughtSpot for Connected Sheetsは、Google BigQueryのインスタンス上に構築されたセマンティックデータモデルと直接同期して機能します。この接続により、一元管理されたデータでネイティブに作業とコラボレーションを進められるので、多くの企業を悩ませている「信頼できる情報源が複数ある」という頭の痛い状況を回避できるのです。
Connected Sheetsは、データ探索とコラボレーションのプロセスを効率化します。最新のデータを探し回ったり、すぐに古くなってしまうデータを手作業でインポートしたり、1つのアドホッククエリーに膨大な時間を費やしたりする必要はもうなくなりました。Googleスプレッドシートを開いて、あとは信頼できる最新データの探索を始めれば済むのです。
このアプリは、ThoughtSpot Cloudと無料トライアルをご利用中のすべてのお客様が無料で使用できます。次の手順で使用できるようになります。
ThoughtSpotアカウントに接続する
データモデルを選択する
クエリーを作成する
Connected SheetsはThoughtSpotの強力なクエリービルダーをGoogleスプレッドシートに直接統合します。そのため、自然言語クエリー（NLQ）とThoughtSpotのコンシューマーグレードのUXを通じて、BigQueryで管理されているライブデータをGoogleスプレッドシートで直接、ネイティブに検索できます。また、ThoughtSpot Analytics for Sheetsプラグインを活用すれば、生成AIを使ってさらなるインサイトを引き出すこともできます。
ThoughtSpot Analytics for Sheets
ThoughtSpotは先月、Google Workplace用の無料のスプレッドシート分析プラグインであるThoughtSpot for Sheetsの最新バージョンを発表しました。
このプラグインは、ThoughtSpotへのログインを必要としません。また、生成AIを使ってスプレッドシートデータからインサイトを引き出したいすべてのGoogleスプレッドシートユーザーに向けて、無料で提供されています。ThoughtSpot Analytics for Sheetsは軽量なデータプロファイラーであり、スプレッドシート上のデータから重要なインサイトを素早く獲得し、その場で視覚化することができます。すでに何千人ものユーザーがThoughtSpotのGoogleスプレッドシート用プラグインをインストールし、日々のワークフローに取り入れています。ぜひお試しください。
なお、ThoughtSpot for Sheetsを初めて使うユーザーに向けた使用方法の詳しい説明については、こちらをご覧ください。
すばらしいことに、このGoogleスプレッドシート用プラグインをBigQuery上でThoughtSpot Cloudと組み合わせて活用しているユースケースもいくつか見られます。これらのツールは、ユーザーがインサイトをより迅速に見つけ出すことを可能にし、ユーザーは実際に、それを自分に合ったやり方で行っています。この点は、分析の定着化を進めるうえで中核をなすものだと私は見ています。
特筆すべきは、ThoughtSpot for SheetsはGoogle AIのLLMと統合されているので、ボタンをクリックするだけで生成AIにアクセスできることです。ThoughtSpotでは、AI Explainという、社内で「分析用Google翻訳」という愛称でも呼ばれている機能を提供しています。このように呼ばれているのは、AI ExplainはGoogleスプレッドシートに表示されているあらゆるグラフを取り込み、その上位3つのデータストーリーの要約を自動生成して表示することができるからです。そうすることで、データナレッジのギャップを埋め、ユーザーがデータ探索に新たな感動を覚えるようなエクスペリエンスの実現を可能にします。それは、増えゆく分析の導入における2番目の中心的なテナントです。
この分析プラグインは、ThoughtSpotのConnected Sheetsプラグインと組み合わせて使うことも、BigQueryのコネクテッドシートと統合して使うこともできます。今すぐ無料のThoughtSpot for Google Sheetsプラグインをインストールして使ってみましょう。
ThoughtSpot Connected Slides
ThoughtSpot Connected Slidesを使用すると、BigQueryのライブデータをGoogleスライドに直接取り込み、プレゼンテーション全体も個々のスライドもワンクリックで更新できます。この機能は、ThoughtSpotのお客様と無料トライアルをご利用中のお客様が、どなたでも無料で使用できます。
データストーリーの伝え方に関して言えば、それが次回のQBR（四半期ビジネスレビュー）であれ、懸案の取締役会であれ、あるいは毎週のミーティングであれ、古くなった同じ指標で同じコンテンツを何度も作成している可能性があります。それは、古臭いグラフやデータのビジュアライゼーションが施された、クローンのようなスライドが集まった墓場のようなものです。
しかし、もう同じスライドを何度も繰り返し作成する必要はありません。一度作成すれば、あとは更新ボタンをクリックするだけで、BigQueryから最新のデータを瞬時に取り込みスライドを更新できます。ThoughtSpot Connected Slidesだからこそ実現できるエクスペリエンスです。
使い始めるには、この拡張機能をGoogle Workspace Marketplaceからインストールし、ThoughtSpotアカウントに接続するだけです。そうすれば、ユーザーのために作成したすべてのコンテンツにアクセスできるようになります。これからは、作成したすべてのThoughtSpotコンテンツを閲覧できるとともに、Google BigQueryインスタンスのライブデータを使用してGoogleスライドでプレゼンテーションを作成できるのです。
プレゼンテーションに加えたいグラフやビジュアライゼーションが見つかったら、Googleスライドのネイティブコンテンツと編集機能を使って、ストーリーが間違いなく適切に表示されるようにしましょう。あとは、そのデータストーリーを伝えるだけです。
今すぐThoughtSpot Connected Slidesをインストールして始めてみましょう。
Connected Google WorkspaceでAIを活用した分析の威力を引き出す
ThoughtSpotでは、インサイトが次々と生まれてくるところにアクションも生まれると考えています。Google Cloudに加えてGoogle Workspaceとも連携することにより、ThoughtSpotはインサイトとアクションの間で妨げられがちな流れを橋渡しします。そうすることで、ユーザーが日々のワークフローへのデータの取り入れを始めて、職場でポジティブな成果を生み出すことができるようお手伝いしています。
Google Marketplaceで公開しているこれらのワークスペースソリューションはすべて、以下のリンクからアクセスできます。
そしてこれは始まりにすぎません。AI分析における変革をリードするために、どのようにしてThoughtSpotとGoogleがイノベーションを共同で進めているのか、詳細をぜひご確認ください。また、BigQueryとGoogle Cloud Dataへの投資を最大限に活用したいお客様は、今すぐThoughtSpotの14日間無料トライアルをお試しください。
