ThoughtSpotとDatabricksがデータレイクハウスでモダンアナリティクスクラウドを提供すべく提携

Databricksのサポート開始により、ユーザーはDelta Lakeを実装したDatabricksレイクハウスプラットフォームで検索とAIを活用した分析を実行できるように

[米国リリース抄訳] ※当資料は、2021年5月18日に弊社米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。

2021年5月18日、カリフォルニア州サニーベールモダンアナリティクスクラウド企業であるThoughtSpotは、本日、Databricksとの提携を発表しました。この提携により、誰もが検索とAIを活用した分析を使用し、データやAI・機械学習から入手した結果を行動に結び付けられるように顧客を支援します。今回の提携には、ThoughtSpot for Databricksのリリースも含まれ、両社の顧客は、データを移動する必要なく、Delta Lakeを実装したDatabricksレイクハウスでThoughtSpotの検索クエリを実行できるようになります。

現在の組織は、あらゆるタッチポイントでパーソナライズされたエクスペリエンスを提供する必要があります。そのためには、従業員、顧客、パートナーが機械学習、AI、データを利用できるようにしなければなりません。しかし、10年にわたってアナリティクスを定義付けてきた静的ダッシュボードでは、専門知識のないビジネスユーザーの大半が抱えるニーズを満たせません。このようなダッシュボードの構築は複雑で、対話性も欠如しているため、ビジネスユーザーは追加質問が浮かび上がるたびにデータのプロに頼らねばなりません。これが障害となり、企業は静的ダッシュボードへの投資から得た実践的なインサイトをチームや顧客、パートナーの手に届けられません。このため、何日にもわたる技術トレーニングを受けなくても、ビジネスユーザーがデータと直接やり取りできるようにすることが極めて重要です。

ThoughtSpotは、Databricksとの提携でこのパラダイムに変化をもたらします。企業は、ユーザーがThoughtSpotの直感的なコンシューマーグレードの分析エクスペリエンスを利用して、Databricksでデータやモデルに関われるようになります。ユーザーは、Databricks上にあるDelta Lakeに数クリックで接続し、データ関連の質問に対する回答の検索を開始できます。そして、きめ細かいインサイトを得るまでどこまでもドリルダウンし、クリック1つでAI分析を実行してデータに隠されたトレンドや異常を突き止め、AIやMLワークフローを利用するために検索したりすることができます。このようなインサイトは、ソースアプリケーションに書き戻してインサイトを運用したり、アクションを起こしたり、Delta Lake上にまったく新しいインタラクティブなデータアプリを構築するために活用することができます。

ThoughtSpotとDatabricksの利用により、以下が可能になります。

  • Databricksレイクハウスにあるインサイトを検索とAIで発見:ThoughtSpotでは、簡単な検索でDatabricks SQLから有用なインサイトを得られます。あるいは、AIを利用し、質問を投げかけなくても自動的にインサイトを入手できます。
  • インタラクティブなデータアプリを構築:プロダクトリーダーやデベロッパーは、ThoughtSpot Everywhereを使用してデータアプリ、製品、サービスを構築し、Databricks SQLやDelta Lakeを実装したDatabricksに有用なデータアプリを埋め込めます。これにより、社内組織の役に立ったり、コンシューマーグレードのアプリでデータを収益化できます。
  • AIとMLの利用を促進:ビジネスユーザーはDatabricksに構築された機械学習ワークロードからインサイトや予測を自然言語検索で入手し、これまで以上にすばやく利用できます。

DatabricksやThoughtSpotのようなテクノロジーが機会となっているのはなぜかと問いかけたところ、First Command Financial Services社のエンタープライズデータ&アナリティクス部門バイスプレジデントであるDarren Pedroza氏は次のように答えました。「First Commandでは、CEOからデベロッパーや業務スタッフに至るまで、組織全体でアジャイルな変革を行い、働き方が大きく変わりました。何が言いたいかというと、顧客とのエンドポイントやパートナーとのやり取りを本気で最新化せねばならないのです。」

「ThoughtSpotの使いやすさ、アジリティ、粒度といった強みと、Databricksのスケールやインテリジェンスとは完璧な組み合わせです。」と、ThoughtSpotのBusiness DevelopmentシニアバイスプレジデントであるSeann Gardinerは述べています。「今回の提携により、弊社のお客様は自身のレイクハウスでコンシューマーグレード分析のメリットを経験し、データ、分析、機械学習への投資がもたらす影響をチーム全体に広げられます。」

「Databricksでは、オープンでスケーラブルなレイクハウスプラットフォームから得る実践的なインサイトをすべてのビジネスユーザーが利用できるようにしたいと考えています。」と、Databricksのプロダクトパートナーシップ部門バイスプレジデントを務めるPankaj Dugarは語っています。「ThoughtSpotとの提携により、お客様はデータレイクハウスのデータを活用し、アプリケーションを構築し、AIやMLモデルを具体的なビジネス価値に変える根本的に新しい方法を得ることができます。」 

ThoughtSpot for Databricksの詳細をこちらよりご覧ください。または、ご自身でお試しください

ThoughtSpotについて

モダンアナリティクスクラウド企業であるThoughtSpotは、最も使いやすい分析プラットフォームによるファクトドリブンな世界の実現をミッションとして掲げています。ThoughtSpotを使用すると、誰もが自然言語検索とAIを利用してデータからインサイトを入手し、クラウドデータエコシステムによる最先端のイノベーションを活用できます。企業は、最新のデータスタックの能力を全社的に利用し、データの価値をパートナーや顧客に届け、業務プロセス全体を自動化できます。顧客は、ThoughtSpotのWebおよびモバイルアプリケーションを利用して、全従業員の意思決定を改善できます。ThoughtSpotのローコード開発プラットフォームを使用すれば、コンシューマーグレードの分析機能をSaaS製品に埋め込むことも、全く新しい対話型のデータアプリを構築することも可能です。Walmart、BT、Daimler、Medtronic、Hulu、Royal Bank of Canada、Nasdaq、OpenTable、Metromile、Workato、Nationwide Building Societyなどの企業が、従業員や顧客によるデータの活用方法を変革するために、ThoughtSpotを利用しています。ThoughtSpotを是非お試しください。 

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