データルネッサンスへようこそ

データとビジネスインテリジェンスの世界で生きることに、心躍らせる時代の到来です。 

AIや機械学習分野における最近の進歩によって変わったのは、データの取り扱い方法だけではありません。私たちの業界の中でも、分析やBIのプラットフォーム構築にたずさわる企業は、お客様が前進するのを自社製品によって効果的に支援するにはどうすればよいか、厳しく考えざるを得なくなっています。データを直接取り扱うことにこだわり続ける企業もあるでしょう。しかしそれはもはや唯一の選択肢ではありません。

ML(Machine Learning、機械学習)とAIは、膨大な量の情報を処理したり、瞬時に重要なインサイトを引き出したりするのに便利な、主流のツールとなっています。こうしたテクノロジーは、情報にアクセスできる層の拡大や、組織の意思決定方法の改善など、莫大な影響をもたらす可能性があります。私たちは急速な革新、技術的進歩、アイデア共有という新時代の入り口に立っています。現代はまぎれもなく、人々の経験とアイデアを中心としたテクノロジーによって定義される新時代であり、私たちはそのデータルネッサンスに足を踏み入れようとしています。

この1年間を通して、著名なBIベンダーのほとんどが生成AIを自社のツールに組み込む計画を発表しました。その中にはチャットボット、自動生成式のダッシュボード、自然言語検索などの実現を約束したものもありました。しかし、このハイプサイクルは終わりを迎えています。顧客が生成AIに求めているのは、現実的なビジネス価値です。 

正確で信頼性が高く、自然言語主導の分析を提供することは、簡単な挑戦ではありません。基盤モデルそれ自体が自然言語理解を目的として構築されており、分析計算のためのものではないからです。たとえばGPTは、ビジネスデータの複雑さに対処できません。GPTは複数の表のジョインを扱えず、属性が多すぎる質問には混乱し、データ関数の処理にも限られた対応しかできません。さらにGPTにはガバナンスもセキュリティーもないため、インサイトの正確性は保証されません。 

一方、ThoughtSpot Sageを構築するため、私たちは特許取得済みのリレーショナル検索技術を増強し、LLM(Large Language Model、大規模言語モデル)の力によって自然言語のフロントエンドを実現しました。その基礎となるのが、充分なテストを経た抜群に堅牢なコンピューティングエンジンで、これは大規模で複雑なデータに対しても正確な結果を提供します。ユーザー、アナリスト、管理者のために、すべての段階で透明性が確保されているだけでなく、ヒューマンインザループの高度な検証とトレーニングコントロールが実施されています。そして、GPT単体と比較してThoughtSpot Sageの正確性が最大95%にも達しているというお客様からの嬉しい報告も届いています。

ThoughtSpotは、お客様のビジネスがこの新時代の先頭に立つために役立つプラットフォームを構築しています。そのプラットフォームとは、人間の経験を最も重視し、正確な結果を提供し、透明性が高く安全な基盤の上で運用されるものです。

人間の経験が中心 

人間とは、答えを探し求める存在で、未知なるものへの説明を求め、理解できないものの中に秩序を見出そうとします。しかしそんな私たちの好奇心とは裏腹に、人間とは生まれながらに習慣の生き物でもあります。私たちは慣れ親しんだ環境やツール、言語に引き寄せられがちです。それが安定感や、確実性という心地よさを呼び起こしてくれるようなものなら、なおさらです。 

ThoughtSpotの分析アプローチは検索第一で、人間の好奇心を満たすように構築されており、万人向けのユーザーエクスペリエンスを提供します。ThoughtSpotにビジネスに関する質問を問いかければ、瞬時に答えが得られるだけではなく、続く質問に答えるためにどこへでもドリルダウンできます。速さはもちろんですが、基礎となるのは、検索を活用した分析分野における10年以上のリーダーシップと、膨大な数の複雑なデータ列を処理してきた実績です。マルチエクスペリエンスなこのプラットフォームでは、ユーザーはコードファースト、ローコード、コードフリーなど何でも好みの方法で自身のデータを扱い、自然言語による有意義な答えを得られます。

ここからは、AIを活用したThoughtSpotの分析技術が、現代のありとあらゆるユーザーに役立つ理由をご説明します。

アナリスト向け

  • AIが支援するSQL生成:2023年6月、ThoughtSpotはModeと協力してあらゆるビジネスインテリジェンスユーザーに役立つ単一のプラットフォームを実現しました。Modeの新しいAIアシストによって、アナリストたちはSQLに関する専門知識を柔軟に利用できるようになり、価値あるビジネスインサイト生成の効率化を目的として、クエリーを簡単に改良、作成、理解、修正、最適化できるようになりました。  

ビジネスリーダー向け

  • LLMを活用した自然言語検索:生成AIを活用したThoughtSpotの自然言語検索体験、すなわちThoughtSpot Sageによって、誰でもビジネスリーダーのように質問し、アナリストさながらに答えを得られるようになりました。世界最先端のリレーショナル検索エンジンの上に構築されたThoughtSpot Sageは、自然言語処理と生成AIの能力を、ThoughtSpotの特許取得済み検索技術の正確性と組み合わせたものです。つまりアナリストが設定したガードレールの中で、AIが日常的な言葉で生成したインサイトを、技術的な能力の有無を問わず、誰でも得られるのです。しかも、デスクトップパソコンとモバイルのどちらでも利用できます。

  • 対話型BI:Ask SageはThoughtSpot Sage体験の上に構築されます。ユーザーはなじみのある会話体験を通じて追加の質問をし、表などの形で視覚化された内容を確認できます。Ask Sageは反復的で、透明性が高く、コンテキストを踏まえて回答するので、概略から詳細まで、ユーザーは求めるレベルのインサイトを得ることができます。 

  • Liveboardの「AI Highlights」:SpotIQを使用すると、AI Highlightsによって直近の変化が、予想どおりかそうでないかを問わず表示されます。同時に、重要な要因についても自然言語で説明されます。そのためユーザーは重要度の高い要点を簡単に引き出すことができます。

成果が第一

歴史上、ルネッサンスは人間中心主義によって定義されています。ルネッサンスに拍車をかけたのは新しい技術でした。こうした技術は、より明るく素晴らしい未来を目指すための知識と情報を広めていったからです。データルネッサンスの時代においても同様に、MLとAIの進歩が人間の知力を増強するでしょう。AIならその場ですぐに説明したり、未来の予測を自動で行ったりすることが可能です。人々がいつでもどこでも必要なときに情報にアクセスできる状況は、前例がありません。

データやアナリティクスのベンダーはたいてい、AIがダッシュボードを構築する速さを見せたり、定義されたデータセットに対して尋ねるべき質問を提案したりすることに熱心です。しかし、ユーザーの成果を念頭に置いて設計されているのは、ThoughtSpotだけです。ThoughtSpotが初めてSpotIQを発表したとき、機械学習を分析ツールに取り入れるというアイデアは、比較的目新しいものでした。今年、ThoughtSpotはWhat-IfやWhat's Next機能でSpotIQを向上させ、ユーザーの意思決定力を強化しています。KPI Monitorは、起きている変化とその理由を明確にすることでユーザーの視界をクリアにします。一方、ThoughtSpotのモバイルアプリで、こうした体験にどこからでもアクセスできるようになりました。また、ThoughtSpot Everywhereを使えば、生成AIを活用した分析をアプリや製品、またはユーザーが構築中のポータルに合わせてスケーリングできます。それでは個々の機能について詳しく見ていきましょう。

アナリスト向け

  • SpotIQ:SpotIQは高度な機械学習アルゴリズムを使って、異常値の自動検出、先行指標の特定、トレンドの分離、データのセグメント化などを瞬時に自然言語で行い、ビジネスへの理解を深めるのに役立ちます。SpotIQは2024年に、変化分析の強化、コンテキストを踏まえた結果表示、予測とWhat-Ifシナリオなどの点で改良されます。すぐに使えるオプションやサードパーティとの連携によって、ユーザーは自身のビジネスにぴったりのMLモデルを選択できます。

ビジネスリーダー向け

  • KPI Monitor:SpotIQを活用したKPI Monitorは、ビジネスの中で重要度の高い変化をアラートで通知し、起きていることとその理由を自然言語で、ユーザーがどこにいても、メールかThoughtSpotのモバイルアプリを通して説明します。

製品リーダーと製品開発者向け

  • 埋め込み式の自然言語検索:Sage Embedは、ThoughtSpot Everywhereの埋め込み分析体験の上に構築されています。これによって現在、生成AIを活用した自然言語検索は、あらゆる製品とアプリで使用可能です。ユーザーは顧客のためにカスタマイズしたデータ体験を作成し、埋め込むことができるようになりました。

  • AskDocs:開発者はコードに関する質問を自然言語で行い、ThoughtSpotと開発者向けマニュアルの両方で、コンテキストを踏まえた生成AIアシストの指示や、Visual Embed SDKに保存されているコードを得られるようになりました。

透明性が高く、安全なAI基盤を構築

ルネッサンスの時代、自分自身の意思を決定する人間の力について、新しい考え方が生まれました。同様に、データルネッサンスで重視されるのは、自立した意思決定、信頼、そして新しいAI技術の使用にあたっての責任です。 

AIに対するThoughtSpotのアプローチは、透明性、選択の自由、そして常にヒューマンインザループを維持する姿勢に根差しています。これによってユーザーは、自身の組織のニーズに最適なAI導入戦略を自由に選択できるようになります。ここからは、これがユーザーとそのチームにとって何を意味するかをご説明します。

アナリスト向け

  • ヒューマンインザループによる高度なフィードバック:ThoughtSpot Sageは、今日の市場で最先端のヒューマンインザループ型フィードバック機能です。これは、ユーザーに主導権を持たせるために考えられたものです。ThoughtSpotはフィードバックによる反復学習をすでに構築しており、特許出願中です。これによりThoughtSpot Sageに、ビジネス用語とフレーズ、それにユーザーのデータモデルを関連づけながら、分野特有の質問に正確に回答する方法を学習させることができます。すべてのクエリーだけでなく、単語やフレーズごとにユーザーが生成したフィードバックも表示・編集しながら、解釈しやすく正確な結果を得ることができます。この仕組みについて、詳細をご確認ください。 

  • AIによるコントロール:ThoughtSpotのAIセンターは、ユーザーのプライバシー、セキュリティー、およびThoughtSpotのAI全般に対するコントロールを統轄しています。ここでは、ThoughtSpot SageやSpotIQに必要なAIモデルを選んだり、自身の組織のニーズに最適なオプションを選択したりできます。それが使い慣れて信頼できるGPT-4なのか、個人的にホストしているGPTなのか、あるいは自分自身のLLMを持ち込むのかは問いません。

データルネッサンスを受け容れる

生成AIがデータと分析にもたらす影響は、否定できません。それはすでに存在しており、ビジネスや従業員、さまざまなアイデアを、本来あるべき場所、すなわちデータの中心に据え直しています。ThoughtSpotのプラットフォームは、すべてのビジネスがその潜在力を存分に発揮するためのサポートを行います。退屈な数字処理や難しいコード、手動での共有から解放されることで、人とそれを取り巻く全エコシステムは想像を超えた何かを発見し、不可能を成し遂げることができます。 

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