あなたぴったりに作られたThoughtSpot 6.2が登場


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あなたぴったりに作られたThoughtSpot 6.2がリリースされました。少し言い過ぎではないかと思われるかもしれません。どうして自信を持ってこう言えるのでしょうか? このバージョンにどのような機能があるのか、まだ説明したことはなかったと思います。

ThoughtSpot 6.2があなたぴったりに作られていると、自信を持って言える理由は、6.2にはあらゆるユーザータイプに適した機能があるからです。そのユーザータイプをThoughtSpotではペルソナと呼んでいます。それぞれを詳しく紹介します。あなたに合ったペルソナがない場合は、ぜひご意見をお寄せください!

ビジネスユーザー

ビジネスユーザーは、ThoughtSpotが主眼としているユーザーです。質問の回答をアナリストが返してくれるまで延々と待つ必要はもうありません。ビジネスユーザーが自分で回答を引き出せるようになりました。ビジネスユーザー向けには次の2つの新機能があります。

  1. Answer Explorer 2 では、ダッシュボードで見ている内容について、フォローアップの質問をこれまで以上に簡単に尋ねることができます。質問を一から始める必要がない場合は、簡単に回答が得られます。また、ユーザーのスキルレベルにかかわらず、ビジュアライゼーションから分析を始められるようになりました。

2. ビジュアライゼーションのシェアは、データ分析で最も楽しい、見つけた回答を使用して社内で行動の推進を始めるときに使用します。このような場合に、自分に表示されているダッシュボードビジュアライゼーションに他のユーザーがすぐにアクセスできるようになると便利ですが、それが本バージョンで可能になりました。すべてのビジュアライゼーションにある新しい「Share」ボタンをクリックするだけで、そのビジュアライゼーションが前面の中央に表示されたAnswer Explorerにアクセスできるリンクが生成されます。

 

アナリスト

アナリストはデータの花形です。ThoughtSpotほどアナリストに対する影響力を与えるものはありません。他のプラットフォームでは数十人のユーザーにしか対応できないアナリストが、ThoughtSpotを使用すると、数千人に対応することが可能です。さらに、新機能でアナリストがパワーアップします。

  1. High Cardinality チャートでは、最大で250項目、20,000データポイントの凡例が可能になり、それぞれ従来の上限の6倍と20倍になりました

2. テーブルの書式設定がチャートと同様にできるようになりました。6.0ではチャートで利用できる書式設定オプションが大幅に拡充されましたが、本バージョンでは、テーブルでも同じ書式設定オプションをすべて利用できます。

データエンジニア

  1. 花形のアナリストが活躍できるように陰で支えているのがデータエンジニアです。6.2では、このグループ向けに大幅な機能改善を2つの点で行いました。それぞれThoughtSpotにデータを取り込む方法です。

  2. DataFlowは、ThoughtSpotの独自のデータベースであるFalconにデータを取り込むためのまったく新しいシステムであり、日夜改善が行われています。一般的な数十種類ものデータベースのサポート、クリックするだけで操作できるインターフェイス、詳細な列選択、増分データのロード、柔軟な列マッピング、同期スケジュールの設定機能を提供し、この重要な機能のユーザーエクスペリエンスを完全に刷新しました。

  3. Embraceは既存のデータベースに対してクエリーを直接実行するときに必要になるものです。6.2では、Teradata Vantage 16.2以降とSAP HANA 2.0オンプレミスのサポートが追加されました(Snowflake、Amazon Redshift、Google BigQuery、Azure Synapseは6.2以前からすでにサポートされていました)。Embraceはデータエンジニアにとって、とことん使いやすくなっています。データをまったく移動させる必要がなく、その場でクエリーを実行するだけです。 2.0 on-prem (Snowflake, Amazon Redshift, Google BigQuery, and Azure Synapse were already supported before 6.2).  Embrace is the ultimate in ease of use for Data Engineers, as there’s no need to move the data at all - just query it in place.   

IT運用エンジニア

縁の下の力持ちが、IT運用エンジニアです。あなたの家には基礎がありますか? 家の基礎に何の問題がないということがどれほど大切でしょうか? IT運用エンジニアなら私が言っていることがわかるはずです。このペルソナ向けに、2つの大きな機能改善を行いました。

  1. 場合によっては企業が所有しているプラットフォームに導入する必要があるため、導入オプションは重要です。本バージョンでは、Red Hat Enterprise Linux(ThoughtSpot 6.0.4以降)とAmazon Linux 2(ThoughtSpot 6.1.1以降)での導入をサポートするようになりました。

  2. 刷新されたAdmin Consoleで、IT運用エンジニアがシステムの稼働を保つために必要なあらゆるものを管理できます。クリックするだけで操作できる使いやすいインターフェイスで、ユーザーグループ、Active Directory、SAML、NASの設定やスナップショットの作成などを行えます。

こんなに多様なユーザータイプに合った、これほどの優れた機能を1つのリリースに詰め込んでいるとは信じられないことです。このようにして、BI分野のあらゆるユーザーがThoughtSpotは自分にぴったりだと感じられるようにしています。