ThoughtSpot、「データの10年」の支配を目指す企業を支援すべくモダンアナリティクスクラウドを拡張

インサイトを使用してアクションを促し、可視化を活用し、ライブアナリティクスを製品やサービスにシームレスに埋め込んでモダンデータスタック全体から最大限の価値を得られる新機能

[米国リリース抄訳] ※当資料は、2022年5月10日に弊社米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。

カリフォルニア州サニーベール — 2022年5月10日 — モダンアナリティクスクラウド企業のThoughtSpotは、本日、年次カンファレンス「Beyond 2022」の中で、データの10年の支配を目指す世界中の企業を支援すべく、プラットフォームを大幅にアップデートすると発表しました。新たな機能とは、ThoughtSpot Sync、CodeSpot、Bring Your Own Charts、新たなライブボード機能、複数のSpotAppsなどです。

また、個人や小規模チーム、成長企業がモダンアナリティクスクラウドを活用できるように、Teamエディション、Proエディション、新興企業/非営利団体/教育機関向け特別オファーなど、新エディションの発表も明らかにしました。

データの10年の幕開け

この10年間にクラウド、モバイル、新たなデータソースが普及し、社会のあらゆるビジネスやセクターが変革するきっかけとなりました。現在は、AI、web3、5Gなどの新たなテクノロジーが登場し、このような変革をさらに先へと進める中、市場、組織、消費者、ブランドの世代交代が起こっています。その中心にあるのがデータです。

このパワーシフトは私たちを取り巻く世界を根本的に変え、それに伴って再構築に乗り出す企業に新たな機会を作り出しています。ThoughtSpotの新たな機能は、全従業員がモダンデータスタック全体からイノベーションを興し、各種ツールの価値を最大化できるレイヤーを提供します。このような機能の装備により、企業はデータの10年の支配を目指す中で、確信を持ってアナリティクスの活用を促進し、データの新たなルールを適用できるようになります。

新機能の詳細

モダンアナリティクスクラウドに実装される各要素により、企業はその規模を問わず、自社保有データが持つ力への接続、構築、展開、スケールが可能になります。

接続：提携の拡大と複数の統合により、ThoughtSpotをデータソースやデータプラットフォームにかつてないほど簡単に接続できます。以下はその例です。

• Amazon Redshift Serverlessへの対応により、データウェアハウスクラスタをプロビジョニング・管理する必要なく、モダンアナリティクスクラウドを使用してAmazon Web Services（NASDAQ: AMZN）上でアナリティクスを実行・拡大できます。
• Snowflake Data Marketplaceでは、Snowflake（NYSE: SNOW）Data Explorerアプリケーションなどを使用して、サードパーティデータからインサイトを創出できます。
• Databricks Partner Connectでは、ThoughtSpotの無料トライアル版をDatabricksのコンソールから数秒で起動できます。
• DremioとStarburst Galaxyへのコネクタを備えた新アーキテクチャへの対応で、ライブアナリティクスの利用が可能になり、データメッシュやデータレイクなどの各種アーキテクチャからの価値創造を促進できます。

構築：ThoughtSpotで製品、アプリケーション、サービスをこれまでになく迅速に構築できるようになります。

• CodeSpotは、開発者がThoughtSpot Everywhereを使用して埋め込みアナリティクスやアプリ開発を加速するために、オープンソースのThoughtSpotブロックやコードサンプルを検索できるレポジトリです。CodeSpotでは、カスタムアクション、可視化、AIPとツーリング、数式など、一般的な開発作業のベストプラクティスを再利用できます。
• ELTライブアナリティクステンプレートは、SpotAppsやMatillionでの処理にすぐに利用できるカスタムETLジョブです。Matillionのユーザーは、CodeSpotからMatillionのジョブにアクセスし、トランザクションシステムを自身のクラウドデータプラットフォームにマッピングするだけで、新規ユースケースを数秒で作成できます。
• 新しいサードパーティデータブロックはTML（ThoughtSpot Modeling Language）を使用し、ユーザーが社外データで自身の保有データを補強して微妙な意味合いを満たす有意義なインサイトを獲得できるようにします。データプロバイダーはIbottta、Safegraph、Windfall、FactSetなどです。

展開：データの専門家やアナリティクスエンジニアは、開発からスピーディな製品化に至るユースケースが欲しいというビジネスの高まる要求に直面しています。ThoughtSpotの新しい機能では、そのような要求を満たすための作業を大規模に実行できます。以下はその例です。

• dbt統合の一般提供で、アナリティクスエンジニアがdbtモデルをTML（ThoughtSpot Modeling Language）に変換できるようになりました。dbtを使用すると、データチームはクラウドデータプラットフォームで効率的に協働してデータモデルを作成し、それをすぐにThoughtSpotで使用することが可能です。
• 新しいSpotAppsは、重要なユースケースのテンプレートをすぐに起動し、TTV（価値を実感するまでの時間）を劇的に短縮します。SpotAppsには、ServiceNow、Snowflake、HubSpot、Okta、Google Analytics、Google Ads、Jira、RedShift、Databricksといったトランザクションシステム用の各種テンプレートが備わっています。

スケール：変革をもたらすデータの価値は、その利用を全社的に拡大して初めて実現します。このため、ThoughtSpotは以下をはじめとする機能を新たに搭載しました。

• ThoughtSpot Syncは、インサイトの運用を可能にします。インサイトを使用すると、APIが他のアプリケーションやサービスで自動的にアクションを引き起こします。
• Bring Your Own Chartsでは、最適な表、グラフ、可視化など、ユーザーがまったく新しい方法でインサイトを表示できます。データを他のjavascriptやd3ライブラリからThoughtSpotの対話型ライブアナリティクスで直接可視化できます。
• Monitorの一般提供により、アナリティクスプラットフォームへログインする必要がなくなり、アナリティクスの規模をさらに拡大できるようになりました。インサイトは自動生成され、変更が発生するたびにユーザーに通知されます。ユーザーがKPIを作成するだけで、システムが継続的に変更、孤立値、異常値をチェックし、検出されると分析を自動的に実行してユーザーに主な変更要因をプッシュ通知します。

「お客様と話せば話すほど、モダンデータスタックの可能性を実現するためにアナリティクスを活用する新しいレイヤーが求められていると明らかにわかります。静的に可視化するデスクトップ用ツールでは、”データの10年”を乗り切れません。」と、ThoughtSpotの共同創業者・エグゼクティブチェアマンのAjeet Singhは述べています。「私たちは最新の機能を提供することで、お客様の要求に応えています。インサイトの全社的な活用、ライブアナリティクスのような製品やアプリケーションの構築、新たなユースケースの展開など、お客様が求めるのが何であれ、モダンアナリティクスクラウドがその実現をお手伝いします。」

「データは弊社の教育商品やサービスの生命線です。ThoughtSpotによって、これまでにない方法で価値あるデータを獲得してインサイトを共有できるようになり、生徒の成績向上につながっています。」と、Data Recognition Corporation社でテクノロジー、調査＆ドキュメントソリューションのシニアバイスプレジデントを務めるPatrick Deshler氏は述べています。「アジリティを商品に直接組み込めることは、顧客体験の差別化を促進する上で大変重要です。」

モダンアナリティクスクラウドの力をご自身でお確かめください。また30日間の無料トライアルもぜひご利用ください。 

ThoughtSpotについて

モダンアナリティクスクラウド企業のThoughtSpotは、最も使いやすい分析プラットフォームによるファクトドリブンな世界の実現をミッションとして掲げています。ThoughtSpotを使用すると、誰もが検索とAIを活用してデータからインサイトを入手し、クラウドデータエコシステムの最先端のイノベーションを活用できます。企業は、モダンデータスタックの力を全社的に利用し、データの価値をパートナーや顧客に届け、業務プロセス全体を自動化できます。ThoughtSpotは、クラウドプラットフォームの種類にかかわらず、組織内の誰もがライブデータに制限なくアクセスし、アクションに結びつくきめ細かいインサイトを簡単に獲得できるようにします。顧客は、ThoughtSpotのウェブアプリケーションやモバイルアプリケーションで全従業員の意思決定を改善できます。開発者が使いやすいThoughtSpotのプラットフォーム、ThoughtSpot Everywhereでは、モダンアナリティクスクラウドを自社の製品やサービスに活用し、ユーザーと深いつながりを築いて定着させることが可能です。Walmart、BT、T-Mobile、Snowflake、HubSpot、ExxonDaimler、Medtronic、Hulu、Royal Bank of Canada、Nasdaq、OpenTable、Metromile、Workato、Nationwide Building Societyなどの組織が、従業員や顧客によるデータの活用に変革をもたらすために、ThoughtSpotを利用しています。ThoughtSpotを是非お試しください。