ThoughtSpotによるビジネスモニタリング

企業の成功の鍵はビジネスモニタリングにあります。効率性の改善、コスト削減、在庫計画、目標達成に向けた進捗状況の追跡など、あらゆる作業で物事を前に進めるには、指標を決めて定期的にモニタリングする必要があります。 

ThoughtSpotを活用すれば、ビジネスモニタリングを直観的に行うことができます。KPIの達成状況がリアルタイムでビジュアル化されるため、何か動きがあったときにすぐに対応できます。

先日、KPIの達成状況を把握して変化の原因を迅速に特定するための機能をリリースしました。今回はこの機能について詳しくご紹介します。 

KPIチャートでビジネス指標をビジュア
ル化

Headlineは、指標としてLiveboardにピン留めされたTable Summaryです。Liveboardで集計された単一の基準値をビジュアル化するスタート地点として便利ですが、KPIチャートはこれをさらに進化させました。

リアルタイムで変化するKPIチャートがあれば、集計された単一の基準値だけでなく、ビジネス指標の傾向と前回からの変化の度合いもビジュアル化されるため、より直観的に理解できます。

KPIチャートの使い方について詳しくは、オンライン文書で確認できます。HeadlineをKPIチャートにアップグレードする方法についても、ThoughtSpotのコミュニティで詳細を確認できます。

KPIの達成状況を追跡し、変化する情報を把握

主要なビジネス指標をビジュアル化するKPIチャートの作成が完了したら、次はチャートをモニタリングして進捗を把握します。こうすれば、KPIに緊急の対応が必要な重要な変化があった場合も見逃すことがありません。

ThoughtSpotを使っているときと使っていないときで、KPIをモニタリングする方法は2つあります。

KPI監視リスト

KPIはLiveboardにピン留めしたり、回答として保存したりできますが、ホームページの監視リストに追加することもできます。こうすれば、ThoughtSpotを開くたびに重要な指標のスナップショットがすぐに表示されます。 

設定するには、ホームページの「 Add KPIs to your watchlist 」をクリックして、追加するKPIが含まれているLiveboardか回答を選択します。そこから、KPIを選んで監視リストに追加してください。

KPIのアラート設定

ThoughtSpotを使っていないときでも重要な指標の変化を見逃さないよう、KPIチャートに対してアラートを設定できます。こうしたアラートによって、KPIの最新のスナップショットがメールで届きます。配信頻度は必要に応じてカスタマイズできます。

アラートにはThoughtSpotのKPIチャートへのクイックアクセスリンクも記載されているので、さらに詳しく分析できます。必要に応じて、通知メールから配信を変更することも停止することもできます。

KPIのしきい値に関するアラート

しきい値ベースのアラートを使えば、ノイズを排除して対応が必要な指標をすぐに確認できます。 

しきい値ベースのアラートを作成することで、KPIの達成状況が一定の条件を満たしたときに通知を受け取れます。たとえば、条件を設定して、売り上げのKPIが一定の数値を上回ったとき、または一定の割合で低下したときにアラートを受け取ることができます。

KPIの変化の裏にある主な要因を可視化

KPIに関するアラートが届いたら、次のステップはKPIの変化の理由を解明することです。多くのビジネスユーザーとアナリストにとって、KPIの変化の理由を理解することは複雑で、時間がかかることでしょう。そこでSpotIQのAIエンジンの出番です。自動生成インサイトが役立ちます。

SpotIQを実行しKPIチャートで変化した点を分析することで、KPI指標の変化の裏にある主な要因を特定できます。SpotIQは根本的な属性を自動で探し出して、あらゆる変化の要因としてもっとも関連の深い理由を可視化します。この分析を開始するには、時系列になったKPIチャートで「percentage change」をクリックしてください。あとはSpotIQが対応します。

KPIチャートのベータ版をご希望の場合は、ThoughtSpotサポートまでご連絡ください。 

KPIモニタリングに関しては、他にもさまざまなサービスを予定していますのでご期待ください。すぐにお試しになる場合は、ThoughtSpotの無料トライアルにお申し込みください。